撮影:アンチョビキャベツ
こんにちは。イギリス在住のアンチョビトマトです。
イギリスはキャベツの種類が多いですが、日本でよく見かけていたキャベツがイギリスのスーパーマーケットではあまり取り扱っていないことに気づきます。
どのキャベツがどんな料理に適しているのか、日本のキャベツに一番近いものはどれなのか、そもそも日本と同じタイプのキャベツは買えるのか?!とお悩みの方向けに、私の経験からご紹介させていただければと思います。
イギリスのキャベツの種類
- Sweetheart cabbage/Spring cabbage/Pointed cabbage

撮影:アンチョビキャベツ
スーパーで買えるものの中で一番日本のキャベツに近いと思います!形は縦長の三角形で不思議な形ですね。千切りなど生で食べても美味しいですし、お味噌汁や炒め物にも向いています。味や食感など日本のキャベツとよく似ているので、日本のキャベツと同じように料理してしまって大丈夫だと思います。
- White cabbage
撮影:アンチョビキャベツ
こちらは一見すると日本のキャベツに形が似ていますが、実際はかなり硬めの食感。千切りやサラダなど生で食べたい時は少々硬すぎる印象です。火を通すと良いのですが炒めてもわりと硬めのため、煮込み料理向きのキャベツです。
- Savoy cabbage
撮影:アンチョビキャベツ
日本ではチリメンキャベツやサボイキャベツと呼ばれているようです。イタリアやフランスが原産で日本では西欧野菜として高級食材らしいです。葉脈がはっきりと浮き出ていて、葉が一枚一枚肉厚で食感は硬めです。生食や炒め物にするよりは煮物系料理の方が向いています。私はロールキャベツにしてみたのですが煮崩れしにくいですし、甘味が増してとっても美味しかったです!
- Red cabbage
撮影:アンチョビキャベツ
日本でいうところの紫キャベツです。紫色なのはアントシアニンが豊富に含まれているからであり、眼に良いそうです。緑色のキャベツよりも栄養素が豊富で、特にビタミンCが多く含まれているそう。マリネなどにしても美味しいですし、サラダなど料理の彩りに加えるのも良いですね!
- Brussels sprouts
撮影:アンチョビキャベツ
芽キャベツです。イギリスではほとんどのスーパーで見つけることができます!価格も安く一袋にたっぷり入っています。ファームショップなどに行くと茎ごと売っていることも多く、たまにスーパーでも茎ごと販売しているのを見かけることがあります。また冷凍されたものも売っていますが、生のものと比べて食感が柔らかいので、スープなどにおすすめです。
日本でよく見かけるキャベツは買えるの?
結論:買うことはできます!がスーパーで見かけることは少ないため、売っているお店を見つける必要があります。
撮影:アンチョビキャベツ
こちらはオーガニックショップで見かけました(10月中旬頃)。ただしスーパーで買えるキャベツと比べて価格は少し高めでした。見かける頻度が少ないため、個人的にはSweetheart cabbageで代用することがほとんどです。
そのほかの日本野菜について
キャベツの他に日本料理に欠かせないお野菜の購入方法ついては別記事の「イギリスで買える日本の野菜」をご参考下さい。
白菜、にら、大根、チンゲンサイ、里芋、長芋、オクラ、もやし、しめじやえのき等の入手方法について解説しています。
まとめ:イギリスのキャベツは種類が多い?
以上がイギリスで購入できるキャベツについての解説でした!
日本と比べてキャベツの種類が多いので、初めは迷ってしまいますよね。キャベツは食物繊維が豊富ですし、健康のために欠かせない野菜の一つです。日本で買うと高級な種類のキャベツもあるようなので、この機会に試してみると良いかもしれません!
イギリスのキャベツで何を買えば良いのかお迷い中の方にとってこれらの情報が少しでもお役に立ちましたら幸いです!